2026/06/09 12:14
「無塗装ですよね」
と言われてしまうことも多いのが、クワイアンのウクレレの特徴かもしれません。
弊社のウクレレ全体にはポリウレタン(一部ラッカー)の塗装をしています(指板・ブリッジはオイル仕上げとなっています)
実は、耐久性や使用感諸々たくさんの問題が出てしまうので、楽器だけでなく木製品の多くが無塗装では作られていません。
木はそれだけデリケートな材なんです。
製品になるととってもきれいに見えるエゾマツですが、実は加工前は結構汚いです^_^;

↑の写真はこれから加工されるエゾマツです。
真っ白のイメージを持たれている方が多いですが、案外いろんな色が入っています。

↑こちらは端材ですが、フシがあるのは当たり前
↑虫食いも多いですし、ヤニが出ることはマツ材の大きな特徴です。楽器を作る場合、一般的には上記の部分はすべて使えません。
見た目だけでなく、追加工が必要な場合が多く、生産性の悪さが一番の理由になると思います。
もちろん弊社でも、泣く泣く端材になっている部分も大量にあります。
しかし「良い部分しか使わない」を続けていると、あっという間にウクレレは作れなくなってしまいます。
限りある資源を無駄なく使うことももちろんですが、たくさんの人に北海道産材のウクレレを持っていただくために、弊社では生産性の低下・追加工を惜しまずに木材を使用しています。

ヤニツボはヤニを出してから、埋めます。

フシ部分は周りと硬さが違うので、凹凸にならないようにやすり掛けを行い平らにします。
その他にも、完成までに様々な困難がありますが、一つ一つ作業しながらウクレレになっています。

「木そのままだ!」「自然な感じがする」などなど、とってもナチュラルなイメージの感想をいただきますが、実はその裏ではたくさんの努力があるのです。
すっぴん美人ほど努力家なのと一緒なのかもしれません^^
